先日から4年に一度のインタースキーに参加するためアルゼンチンのウシュアイアに来ています。
日本を出発して3日?4日?ようやくPCを開く時間ができました。
ここウシュアイアは「END OF WORLD」とも称される世界最南端の地です。
日本からの移動時間は丸2日。時差を考えると約60時間の長旅でした。移動の疲れで時差ボケは全く無いままよくねる事が出来ています!
到着翌日の6日からはさっそく雪上でのイベントです。
初日は各国のオープニングデモンストレーションと開会式、夕方からキーレクチャー、オープニングセレモニーと盛りだくさん。
オープニングのデモンストレーションは日本チームでフォーメーションの演技でしたが少ない練習時間しか取れない中バッチリ演技出来ました!
2日目の今日7日からは本格的なインタ-スキーの始まりです。
初日の今日は5カ国による5本のデモンストレーションと、デモンストレーションを行った5カ国によるワークショップとイベント開催となるGSレースです。
ワークショップはそれぞれの国が現在取り組んでいる指導法等を雪上と机上両方でレクチャーします。可児もオーストリアのワークショップに参加してきました。テーマは『子供にどうカービングをマスターさせるか?』シンプルですが分かりやすい内容のレクチャーでした。
GSレースはドイツ、ノルウェーのWCチームがトレーニングを行っている超本格的なコースで行われました…ここウシュアイアでは近年多くのWCチームがトレーニングを行っています。WCチームがトレーニングを終えた午後からのレースとなりましたが日本では無いような急斜面とインジェクションのしっかり効いた笑えないコースです。
ドイツやイタリアチームは元々WCで戦っていた選手もいます。当たり前ですがぶっちぎられました 笑
写真上部が急斜面です。「何処のコースと同じ位」と言う表現が見当たらない斜度と硬さです。
滞在しているウシュアイアはアルゼンチンの最南端に位置したフェーゴ島と言う島上の街です。南極観光への出発地であったりと世界的には無名な地域ではありませんが、まだまだ発展途上の小さな街だと感じます。昔は流刑地であったようにアクセスが困難であることや、冬の寒さであったりとなかなか観光に足を運ぶにはためらってしまうような場所です。
街はお世辞にも「綺麗」とは言えませんがホテルの窓から見える景色は最高です!地形は北海道の小樽に良く似た港街ですね。
スキー場も朝10時過ぎまで日が当たらない事から一日中コンディションが変わりません。トレーニングを行うには最高です。ヨーロッパの選手がトレーニングに来るのもわかりますね!
こんなところに来るチャンスはもう無いでしょう。頂いたチャンスしっかり生かせる様1週間頑張ります!